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【STEAM】信長の野望・大志 with パワーアップキット(PK)のレビュー

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『信長の野望・大志 with パワーアップキット』は、コーエーテクモゲームスが開発・販売する歴史シミュレーションゲーム。本作は、シリーズ第15作目にあたり、戦国時代の大名たちの「志」に焦点を当てた作品です。

ゲームの特徴とシステム

志システムの導入

本作の最大の特徴は、「志システム」の導入です。各大名が独自の「志」を持ち、それに基づいて行動することで、プレイヤーはより個性的な戦国大名を体験できます。例えば、織田信長の「天下布武」や、武田信玄の「風林火山」など、歴史上の理念や戦略がゲームプレイに反映されています。

政略と戦闘の強化

パワーアップキットでは、政略や戦闘システムが強化されています。新たな政策や命令が追加され、プレイヤーはより多様な戦略を駆使して勢力を拡大できます。また、戦闘においても、部隊の配置や地形の活用が重要となり、戦術的な要素が増しています。

シナリオとイベントの追加

本作には、複数のシナリオが用意されており、歴史のif展開や、特定の大名に焦点を当てたシナリオが楽しめます。また、イベントも豊富に用意されており、歴史的な出来事や人物に関するイベントがゲーム進行に影響を与えます。

ユーザー評価と批評

Steam上でのユーザーレビューは「賛否両論」となっており、2025年5月現在は964件のレビューのうち、好評が475件、不評が489件と、評価が分かれています。以下に、ユーザーからの主な評価ポイントをまとめます。

高評価のポイント

  • 「志システム」により、大名ごとの個性が際立ち、プレイの幅が広がった。
  • 内政や各城への配属等が委任で簡略化できる。
  • シナリオやイベントが豊富。

低評価のポイント

  • 戦闘システムの問題点
    決戦の勝利条件が「総大将の撃破」のみに変更され、戦略性が低下したとの指摘があります。

  • 内政の簡略化
    内政要素が簡略化され、戦略性ややり込み要素が減少したと感じるユーザーが多いです。

  • AIの挙動やバランスの問題
    AIの挙動が不自然で、戦略性に欠ける場面があるとの意見があります。

  • アップデート対応への不満
    発売後のアップデートがユーザーの要望を無視し、バランス調整が不十分だったとの批判があります。

本作は、「志システム」やシナリオの充実など、シリーズの新たな試みが評価される一方で、AIの挙動や決戦システムのテンポの悪さに対する不満等多く挙げられています。特に、AIの戦略性の欠如は、戦国時代の緊張感や駆け引きを再現する上での課題となっています。また、決戦は大勢力同士になると一つの城を取るのに何度も行う必要があり面倒なだけとなっている。

大軍だと油断しスキップすると、戦場に出れる兵数を制限(5万対1万が5000対9000になる)されており、敗北したうえに軍団が瓦解する等かなり不満な出来となっている。個人的には鉄砲が使いづらかったのでその点も不満。

内政については領内に点在する群に施設を建設していく形だが、ごちゃごちゃしていて見づらい上に面倒なので、すぐ完全委任することになると思われる。ユーザーレビューを見ても内政については中身が薄いといった批判が多く見受けられる。

これらの点から、本作はシリーズファンからの評価はかなり悪い。私も遊んでみたが、革新以降のシリーズでは圧倒的に本作はつまらなく感じた。

総評

『信長の野望・大志 with パワーアップキット』は、戦国大名の「志」に焦点を当てた新たな試みが光る作品です。シナリオやイベントの充実、グラフィックの向上など、シリーズの進化を感じさせる要素が多数あります。しかし、AIの挙動や操作性、決戦システム等、改善の余地も多く残されています。

またチート対策をしっかり行った本作は、改造ツールはほぼ無いのも残念な点ですね。

これらの点を踏まえると、本作に興味のある方は、まずは購入する前にSteamのレビュー欄を確認し、定価では買わずセールで買うことを強くオススメする。

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