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【STEAM】信長の野望・創造 with パワーアップキット(PK)のレビュー

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『信長の野望・創造 with パワーアップキット』は、コーエーテクモゲームスが開発した歴史シミュレーションゲーム『信長の野望・創造』に、さまざまな新要素を追加した拡張版です。本作は、戦国時代の日本を舞台に、プレイヤーが大名となって天下統一を目指すシリーズの一作であり、シリーズファンや戦略シミュレーションゲーム愛好者から高い評価を受けています。以下では、本作の特徴や追加要素、評価について詳しく解説します。

ゲーム概要

『信長の野望・創造 with パワーアップキット』は第14作目にあたり、シリーズ30周年を記念して発売された『信長の野望・創造』から一年後の2014年12月11日に発売された作品となります。Windows、PlayStation 3、PlayStation 4などのプラットフォームでプレイ可能です。

本作では、シリーズ初となる全国を一枚のフル3Dマップで再現し、プレイヤーはリアルタイムで広大な日本列島を俯瞰しながら戦略を練ることができます。このマップ上で、内政、外交、軍事などの各要素がシームレスに展開され、より直感的な操作と没入感を実現しています 。

内政面では、城ごとに区画が設定され、プレイヤーは各区画に施設を配置して城下町を発展させていきます。施設の配置や組み合わせによって得られる効果が変化するため、戦略的な都市計画が求められます。また、資源の概念が導入され、城の周辺に存在する特定の資源を活用することで、特別な施設の建設や生産性の向上が可能となりました 。

軍事面では、複数の城から同時に出陣し、連携して敵城を攻撃する「多面作戦」が可能となり、戦略の幅が広がりました。さらに、戦闘は俯瞰視点と近接視点の二つのモードで展開され、特に近接視点では兵士一人ひとりが描かれ、迫力ある戦闘シーンが楽しめます 。

外交では、他国との同盟や婚姻関係を築くことで、戦局を有利に進めることができます。また、特定の条件を満たすことで「惣無事令」を発令し、全ての城を制圧せずとも天下統一を達成することが可能となり、ゲーム終盤の作業感が軽減されています 。

本作には、1551年の「家督相続」から1615年の「群雄集結」まで、実際の歴史に基づいた複数のシナリオが用意されており、プレイヤーは好きな時代背景でプレイを開始できます。また、各大名家に焦点を当てた「戦国伝」イベントが追加され、歴史的なドラマを体験することができます 。

以上が創造で遊べた内容ですが、今作パワーアップキットでは以下のような新要素が追加されています。

パワーアップキットの主な追加要素

  • 内政システムの強化
    パワーアップキットでは、内政システムが大幅に強化されました。特に、城下町の発展が本城だけでなく支城でも可能となり、プレイヤーはより自由に都市開発を行えます。また、城ごとに資源が設定され、資源に応じた施設の建設が可能となりました。これにより、城の特性を活かした戦略的な内政が求められます。

  • 軍団システムの導入
    新たに導入された軍団システムにより、プレイヤーは配下の武将に軍団を編成させ、一定の領域を任せることができます。これにより、大規模な領土を効率的に管理できるようになり、戦略の幅が広がりました。また、軍団長のAIも改善され、プレイヤーの意図を汲んだ行動をとるようになっています。

  • 会戦システムの刷新
    戦闘システムも大幅に刷新され、会戦モードが導入されました。これにより、戦場での部隊の配置や移動、戦術の選択など、よりリアルで戦略的な戦闘が楽しめます。特に、大規模な戦闘では「大会戦」モードが適用され、複数の部隊を同時に指揮することが求められます。

  • 新シナリオとイベントの追加
    パワーアップキットでは、「信長誕生」(1534年)や「関ヶ原の戦い」(1600年)など新たに4つのシナリオが追加されました。これにより、プレイヤーは異なる時代背景や状況でゲームを開始でき、何度でも新鮮な気持ちでプレイできます。また、各大名家に焦点を当てた「戦国伝」イベントや、武将についても500人以上を新たに加え、登場武将は1800人以上になりボリュームが増しています。

  • エディット機能の充実
    エディット機能も強化され、武将や勢力、拠点などのデータを自由に編集できるようになりました。これにより、プレイヤーは自分好みのシナリオを作成したり、特定の条件でプレイすることが可能となり、ゲームの自由度が大幅に向上しました。

ユーザー評価とレビュー

『信長の野望・創造 with パワーアップキット』は、Steamでのユーザーレビューにおいて「やや好評」と評価されています。多くのプレイヤーが、追加された要素やシステムの改善に満足しており、特に内政や戦闘の自由度が高まった点が好評です。一方で、一部のプレイヤーからは、AIの挙動やバランス調整に関する指摘もあります。

個人的には、内政や戦闘の自由度が高まった部分は良かったですね。勢力拡大と共にやる気は下がり、委任軍団を編成し領土が拡大するところを眺めるだけの部分はシリーズあるあるですが、惣無事令で終わらせられるのでそこは良い点ですね。軍団を編成するまでを楽しむゲームと割り切って遊んでいます。

以上のように 革新 や 天道 とは、ガラリと内容が変わった本作ですが、シリーズファンや戦略シミュレーションゲームを好むプレイヤーにとって、概ね好評価な出来となっています。

総評

『信長の野望・創造 with パワーアップキット』は、シリーズの中でも特に完成度の高い作品であり、戦国時代の日本を舞台にした戦略シミュレーションゲームとして、多くのプレイヤーに支持されています。内政、軍団、戦闘など、各要素がバランスよく強化されており、プレイヤーは自分の戦略を存分に発揮できます。また、新シナリオやエディット機能の追加により、リプレイ性も高く、長く楽しめる作品となっています。

また、余談ではありますが、PC版については本作も 革新天道 と同様に、ユーザーの改造ツールが充実しているので、武将の顔グラを追加したり、BGMを変えてみたりと色々自分好みに改造して楽しむことができるのも、個人的には高評価となるポイントです。

今作はシリーズの伝統を受け継ぎつつ、システムやグラフィックの大幅な刷新により、戦国時代の日本をよりリアルに、戦略的に楽しめる作品となっています。戦国時代の歴史や戦略シミュレーションゲームに興味がある方には、ぜひプレイをおすすめします。

尚、値段は高額なのでセール時期に安くなったら購入するのがおすすめです!

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